ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

老化細胞除去剤のダサチニブとケルセチンとの組合せは、マウスの骨盤臓器脱を予防する

Use of the senolytics dasatinib and quercetin for prevention of pelvic organ prolapse in a mouse animal model

要旨:
フィブリン-5をノックアウトした骨盤臓器脱のモデルマウスに、ダサチニブとケルセチンとの組合せを投与した。その結果、対照と比べて顕著に老化関連蛋白質であるp16およびp53の発現が減少し、会陰部が長くなった。組合せはまた、膣組織のエラスチンを増大して、骨盤臓器脱の軽減を示唆した。