ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンとバイカレインは、モノクロタリンがラット肝に誘発した類洞閉塞症候群を抑制する

Quercetin and baicalein suppress monocrotaline-induced hepatic sinusoidal obstruction syndrome in rats

著作名:
Jiaqi Zhang
Yuchen Sheng
Liang Shi
Zhiyong Zheng
Minwei Chen
Bin Lu
Lili Ji
出典:
European Journal of Pharmacology
2017
795
160-168
DOI:
10.1016/j.ejphar.2016.12.015
キーワード:
類洞閉塞症候群
ラット
ケルセチン
バイカレイン
肝保護
動物実験
要旨:
モノクロタリンで惹起した類洞閉塞症候群のモデルラットに、ケルセチンもしくはバイカレインを投与した。その結果、モノクロタリンがもたらした肝中のMPOの活性化とNF-κBの転写を軽減し、Nrf2を増大して肝組織のマロンジアルデヒドを減少した。ケルセチンとバイカレインはまた、モノクロタリンが活性化したMAPKおよびPI3Kシグナル伝達を鎮静化した。