ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイドの摂取がd-ROMsテストによる血液酸化ストレスへの影響: PREVES-FLAVON後向き観察研究

The Impact of Flavonoid Supplementation on Serum Oxidative Stress Levels Measured via D-ROMs Test in the General Population: The PREVES-FLAVON Retrospective Observational Study

要旨:
PREVES-FLAVONなるフラボノイドの摂取を検証した臨床研究に付随した、後向き観察研究。45~65歳の健常者32名(男性: 11名、女性: 21名)が、ケルセチン150 mg・ルチン150 mg・ヘスペリジン200 mgから成るタブレットを1日2錠、14日間摂取した。その結果、空腹時血糖値(P= 0.0001)・d-ROMsテストで測定した活性酸素種由来の代謝物(P= 0.001)・収縮期血圧(P= 0.0001)が顕著に低下して、非伝染性疾患のリスク低減を示唆した。なお、対照群と比較した試験ではない。