ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

低酸素ストレスが誘発したマウスモデルにおけるうつ様表現型と記憶障害は、ケルセチンが改善する

Quercetin ameliorates depressive-like phenotypes and memory deficits in hypoxia-induced murine model of stress

著作名:
Lily O. Otomewo
Anthony T. Eduviere
Olusegun A. Adeoluwa
Emuesiri G. Moke
Gladys O. Adeoluwa
出典:
Pharmacological Research - Natural Products
2024
5
100104
DOI:
10.1016/j.prenap.2024.100104
キーワード:
低酸素
マウス
うつ
記憶障害
ケルセチン
脳保護
動物実験
要旨:
低酸素は典型的なストレッサーであり、炎症を悪化することが知られている。低酸素に晒したマウスは、対照と比べて顕著にうつ様行動が増え、記憶障害を誘発した。また、脳の損傷も進行した。ケルセチンの投与は用量依存的な改善効果を示し、低酸素ストレスに起因するうつ様行動・記憶障害・脳損傷を軽減した。