ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ガレクチン-3/NLRP3シグナル伝達経路を阻害して、ケルセチンはアテローム性動脈硬化症を軽減する

Quercetin Attenuates Atherosclerotic Inflammation by Inhibiting Galectin-3-NLRP3 Signaling Pathway

要旨:
高脂肪食で惹起したアテローム性動脈硬化症のモデルマウスを用いる、ケルセチンの薬効評価。ケルセチンを投与すると、病変部位が顕著に軽減され、高脂肪食がもたらした脂質の蓄積が減少した。ケルセチンはまた、プラーク中に過剰発現したガレクチン-3およびNLRP3を減少させ、IL‐1βの産出を抑制した。