ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンはシクロホスファミドがラットに誘発した酸化ストレス・炎症・性腺線維症を軽減する

Dry-feed Added Quercetin Mitigates Cyclophosphamide-induced Oxidative Stress, Inflammation and Gonadal Fibrosis in Adult Male Rats

著作名:
Anthony T. Olofinnade
Oladotun B. Ajifolawe
Olakunle J. Onaolapo
Adejoke Y. Onaolapo
出典:
Anti-Inflammatory & Anti-Allergy Agents in Medicinal Chemistry
2024
23
in press
DOI:
10.2174/0118715230316410240821105658
キーワード:
シクロホスファミド
ラット
ケルセチン
生殖器保護
酸化ストレス
動物実験
要旨:
シクロホスファミドを投与したラットは、体重と摂餌量が減少し、生殖腺体指数(生殖腺重量の体重に対する割合)が上昇した。生殖における抗酸化能の低下と、過酸化脂質の増大も顕著であった。しかし、ケルセチンの共投与はこの様な異常を用量依存的に改善して、シクロホスファミドに起因する性腺の酸化ストレスを軽減した。