メトホルミンとケルセチンの併用による、予測不可能で慢性的な軽度ストレスが誘発したマウスのうつ病様行動の改善
Evaluation of the Combinatory Anti-Depressant Approach of Metformin and Quercetin in Mice Exposed to Chronic Unpredictable Mild Stress Behavorial Alteration
- 出典:
- Indian Journal of Pharmaceutical Education and Research
- 2024
- 58
- 1130-1138
- DOI:
- 10.5530/ijper.58.4.124
- 要旨:
- 予測不可能で慢性的な軽度ストレスで惹起したうつ病のモデルラットに、ケルセチン、メトホルミン、両者の組合せをそれぞれ投与した。組合せは対照および単独投与に比べて顕著に、歩行活動時間が長くなり、高架式十字迷路試験・尾懸垂試験・強制水泳試験・スクロース嗜好試験のスコアを改善した。組合せはまた、脳内のコルチコステロン・IL-1β・IL-6・TNF-αを減少し、脳由来神経栄養因子は増大した。