ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

膠芽腫細胞における、ケルセチンとケンフェロールの細胞毒性・アポトーシスの促進・薬物様能力

Cytotoxicity, Proapoptotic Activity and Drug-like Potential of Quercetin and Kaempferol in Glioblastoma Cells: Preclinical Insights

要旨:
ケルセチンとケンフェロールは、ヒト由来膠芽腫細胞株T98Gにアポトーシスを誘導した。アポトーシスには、酸化ストレスと小胞体ストレスが伴っていた。すなわち、小胞体ストレスの特徴であるERO1α・GRP78・リン酸化JNKが過剰発現した。両フラボノイドともLipinskiのルールオブファイブを満足しており、中枢神経系薬の基準に適合している。