ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

エタノールに曝露されたラットの主な血行動態パラメータ・酸化ストレス指標・心腎機能のバイオマーカーは、α-トコフェロールとケルセチンが調節する

Alpha-tocopherol and quercetin modulate primary hemodynamic parameters, oxidative stress indices, and biomarkers of cardio-renal functioning in ethanol-exposed rats

要旨:
40%エタノールを投与したラットは、血圧が上昇し、心電図が正常から逸脱し、心および腎組織の活性酸素種とマロンジアルデヒドの上昇とグルタチオンとSODの減少が見られた。また、血中のMPO・尿素窒素・クレアチニンが上昇し、心および腎組織の損傷も顕著であった。α-トコフェロールもしくはケルセチンの投与はこの様な異常を改善して保護効果を示したが、両者の組合せはそれぞれの単独投与時に比べて良好な結果を与えた。