ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

肝細胞癌の進行におけるケルセチン・ルテオリン・ミリセチン・ケンフェロールの抗癌作用

The anticancer activity of quercetin, luteolin, myricetin, and kaempferol in the development of hepatocellular carcinoma: a narrative review

要旨:
肝細胞癌に対するケルセチン・ルテオリン・ミリセチン・ケンフェロールの有効性をまとめた総説。各フラボノイド毎に章分けして、in vitro実験を中心とする作用機序を論じる。登場する主な作用機序は、肝細胞の遊走と浸潤の阻害・アポトーシスの誘導・細胞周期の停止・血管新生の阻害・小胞体ストレスの誘導である。