ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンの長期経口投与がウサギの抗酸化プロファイルに与える影響

Effect of long-term oral administration of the flavonoid quercetin on the antioxidant profile of young and adult reproductive rabbit does

要旨:
8–16週齢の若いウサギと、12–14月齢の高齢のウサギそれぞれを飼育するにあたり、ケルセチン投与(300 mg/kg)の有無を比較した。血中のグルタチオン濃度は、ケルセチン投与とは関係なく1週目と4週目では若齢群が有意に高かったが、8週目では差がなくなった。ケルセチン投与は、血中のSODおよびマロンジアルデヒドの濃度を変化させなかった。よって、ケルセチンの投与による抗酸化プロファイルへの影響を認めなかった。