トリアゾホスがラットに誘発した精子毒性: ナノ化したケルセチンによる保護
Triazophos-induced spermotoxicity in rats: Protective effects of nano-quercetin
- 著作名：
- K. S. Suhas
- Shubham Vijapure
- Supriya Yadav
- M. Saminathan
- Kaveri Jambagi
- Rahul Katiyar
- C. L. Madhu
- Avinash G. Telang
- 出典：
- Pesticide Biochemistry and Physiology
- 2024
- 205
- 106176
- DOI：
- 10.1016/j.pestbp.2024.106176
- キーワード：
- トリアゾホス
- ラット
- ナノ化したケルセチン
- 精子保護
- 動物実験
- 要旨：
- 殺虫剤トリアゾホスを投与したラットは、精子の総数・生存率・運動性が低下し、異常形状の精子が増加した。トリアゾホスは用量依存的に、精子に活性酸素種を増加してアポトーシスを誘導した。ナノ化したケルセチンもしくは通常のケルセチンを投与すると、この様な異常を改善したが、ナノ化によるより優れた効果を認めた。