ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

動物の心臓血管系におけるイソケルシトリン(ケルセチン-3-O-β-D-グルコース)の抗アナフィラキシー活性

Anti-Anaphylactic Activity of Isoquercitrin (Quercetin-3-O-β-D-Glucose) in the Cardiovascular System of Animals

著作名:
Jinbong Park
出典:
Biomedicines
2020
8
139
DOI:
10.3390/biomedicines8060139
キーワード:
アナフィラキシー
イソケルシトリン
循環器保護
ラット
モルモット
動物実験
要旨:
アナフィラキシー時における、イソケルシトリンの循環器保護効果を複数の動物モデルで検証した。脊髄穿刺ラットにイソケルシトリンを静脈注射すると、初期アナフィラキシーの高血圧と頻脈を緩和し、死亡率が低下した。アナフィラキシーのモルモットにイソケルシトリンを静脈注射すると、心血流の低下・心収縮力・心拍応答に改善が見られ、肺動脈と腸間膜血管床の血管収縮が解消された。