ケルセチンとシトルリンの摂取がサイクリング時間の試験成績に与える影響
The effect of quercetin and citrulline on cycling time trial performance
- 著作名:
- Jennifer A. Kurtz
- Jacob Grazer
- Kathryn Wilson
- Rafaela G. Feresin
- J. Andrew Doyle
- Ryan Middleton
- Emma Devis
- Trisha A. VanDusseldorp
- Kimberly Fasczewski
- Jeff Otis
- 出典:
- Journal of the International Society of Sports Nutrition
- 2024
- 21
- 2416909
- DOI:
- 10.1080/15502783.2024.2416909
- 要旨:
- 52名の自転車選手を対象とする、ケルセチンとシトルリンの摂取がサイクリング時間に及ぼす影響を検証した臨床研究。無作為化二重盲検クロスオーバープラセボ対照で実施した。被験者をランダムに13名ずつ4群に分け、1) ケルセチン500 mg/day+シトルリン3000 mg/day、2) ケルセチン500 mg/dayのみ、3) シトルリン3000 mg/dayのみ、4) プラセボをそれぞれ摂取した。28日の摂取期間が終了した後、自転車による20 km走を行った。ケルセチンの単独摂取(P=0.05)とシトルリンの単独摂取(P=0.04)はそれぞれ、平均酸素摂取量を改善した。しかし、サイクリング時間の試験成績は4群間で差がなく、ケルセチンとシトルリンの摂取による効果がなかった。