ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

糖尿病の治療に有望なケルセチンのメカニズム経路

Exploring the mechanistic pathways of promising bioflavonoid Quercetin in diabetes management

著作名:
Sujatha Kuppusamy
Jerad suresh Ayyadurai
Srimathi Radha
出典:
Natural Resources for Human Health
2024
4
379-386
DOI:
10.53365/nrfhh/191951
キーワード:
総説
糖尿病
ケルセチン
作用機序
要旨:
バイオ事象・分子標的・他剤との組合せ焦点の観点から、ケルセチンによる糖尿病の治療メカニズムを論じた総説。バイオ事象では、血糖値の恒常性の調節・グルコースの細胞取込みの強化・α-グルコシダーゼの阻害・インスリン分泌の促進・抗酸化作用に章分けして、ケルセチンの役割を述べる。分子標的は、AMPK・PI3K/AKT経路・DPP-IV・終末糖化産物・GPX4・mTOR経路が登場する。最後の他剤との組合せは、グリクラジド・メトホルミン・シタグリプチン・リラグルチドに言及する。