ケルセチンはBcl-2経路を介して老化Tfh細胞のアポトーシスを促進して、全身性エリテマトーデスの症状を軽減する
Quercetin ameliorates lupus symptoms by promoting the apoptosis of senescent Tfh cells via the Bcl-2 pathway
- 著作名:
- Feng Xiong
- Kai Shen
- Di Long
- Suqing Zhou
- Pinglang Ruan
- Yue Xin
- Yuezheng Xiao
- Weijun Peng
- Ming Yang
- Haijing Wu
- Qianjin Lu
- 出典:
- Immunity & Ageing
- 2024
- 21
- 69
- DOI:
- 10.1186/s12979-024-00474-9
- 要旨:
- Vivo: 全身性エリテマトーデス(SLE)の自然発症モデルであるMRL/lprマウスにケルセチンを投与すると、腎損傷と腸間膜リンパ節の腫れを軽減した。濾胞ヘルパーT(Tfh)細胞の老化はSLEの進行に関与するが、ケルセチンは老化Tfh細胞を大幅に減少した。Vitro: ケルセチンはTfh細胞の分化を抑制して、老化したCD4+T細胞のアポトーシスを促進した。ケルセチンはBcl-2に直接結合して、同蛋白質の働きを阻害した結果、アポトーシスを誘導した。