ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

内生菌が子ヒツジに誘発した心毒性における、心腸軸を介したケルセチンの保護効果

Cardioprotective properties of quercetin in fescue toxicosis-induced cardiotoxicity via heart-gut axis in lambs

著作名:
Jing Ge
Sarah Layne Shelby
Yongjie Wang
Palika Dias Morse
Ken Coffey
Jinlong Li
Tuoyu Geng
Yan Huang
出典:
Journal of Hazardous Materials
2023
458
131843
DOI:
10.1016/j.jhazmat.2023.131843
キーワード:
内生菌
子ヒツジ
ケルセチン
循環器保護
腸内細菌叢
動物実験
要旨:
内生菌を含む餌を投与した子ヒツジは体重と摂餌量が減少し、心組織と大動脈に病変を誘発した。ケルセチンの共投与は、循環器の抗酸化酵素を増大して酸化ストレスを緩和し、NF-κBシグナルを抑制して炎症応答を軽減した。ケルセチンはまた、腸内細菌叢のαおよびβ多様性を高め、内生菌による細菌叢の乱れを回復した。