ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

相乗防御: ケルセチンとコンドロイチン硫酸は、関節リウマチを悪化するミラビリス変形菌に対抗する

Synergistic defense: Quercetin and chondroitin sulfate combat bacterial trigger of rheumatoid arthritis, Proteus mirabilis through in-vitro and in-vivo mechanisms

要旨:
ミラビリス変形菌にケルセチンとコンドロイチン硫酸の1:1混合物を添加すると、それぞれの単独作用時と比べて阻止円を拡大した。ミラビリス変形菌に感染したゼブラフィッシュに1:1混合物を投与すると、生存率を改善した。混合物はまた、ALPの発現を上昇して骨ミネラル化の促進を示唆した。ミラビリス変形菌は関節リウマチを悪化することが知られているが、1:1混合物は同菌の存在下でも関節の健康を維持することが期待できる。