ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

共微粒子化パルミトイルエタノールアミド/ルチンとヒドロキシチロソールとの組合せは、糖尿病肥満が誘発したマウスの肝機能障害を回復する: in vitroでの相乗効果に関する知見

Co-Micronized Palmitoylethanolamide and Rutin Associated With Hydroxytyrosol Recover Diabesity-Induced Hepatic Dysfunction in Mice: In Vitro Insights Into the Synergistic Effect

要旨:
パルミトイルエタノールアミドとルチンを重量比5:1で混合し、ジェットミルにて共微粒子化した後、ヒドロキシチロソールを添加して最終的な重量比が10:2:0.5のNORM3を得た。高脂肪食で惹起したdiabesity(肥満を伴う糖尿病、diabetesとobesityからの造語)のモデルマウスに、NORM3を投与した。NORM3は体重と体脂肪を減少し、空腹時血糖値を下げ、インスリン抵抗性を改善した。NORM3はまた、血中のALT・AST・ALPを低減して、diabesityが悪化した肝機能障害を改善した。