ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

卵巣顆粒膜細胞の機能を制御する、マイクロRNAmiR-152とケルセチンとの相互作用

Interplay Between the MicroRNA miR-152 and Quercetin in the Control of Ovarian Granulosa Cell Functions

著作名:
Alexander V. Sirotkin
Zuzana Fabová
Zuzana Kislíková
Barbora Loncová
Miroslav Bauer
Maria Bauerová
Abdel Halim Harrath
出典:
Reproductive Sciences
2024
31
3843–3850
DOI:
10.1007/s43032-024-01728-z
キーワード:
卵巣顆粒膜細胞
miR-152
ケルセチン
要旨:
卵巣顆粒膜細胞にmiR-152のミミックを導入すると、miR-152の発現が上昇し、細胞生存率・増殖・アポトーシス・エストラジオールの産出が減少し、プロゲステロンと IGF-I の放出が促進した。ケルセチンは、細胞生存率・アポトーシス・エストラジオール産出におけるmiR-152の作用を促進し、細胞増殖とIGF-I放出に関するmiR-152の影響を緩和した。