ケルセチンは、オクラトキシンAがブロイラーに誘発した酸化ストレスとアポトーシスから肝組織を保護する
Quercetin protects the liver of broiler chicken against oxidative stress and apoptosis induced by ochratoxin A
- 著作名:
- Abdel Azeim A. Khalaf
- Mohamed A. Elhady
- Marwa A. Ibrahim
- Eman I. Hassanen
- Rehab E. Abdelrahman
- Peter A. Noshy
- 出典:
- Toxicon
- 2024
- 251
- 108160
- DOI:
- 10.1016/j.toxicon.2024.108160
- 要旨:
- オクラトキシンAを投与したブロイラーは、体重の減少・飼料換算率の上昇・血中ALTとASTの上昇をもたらした。オクラトキシンAはまた、肝組織のカタラーゼ活性を低下し、グルタチオン量を減少し、マロンジアルデヒドは増加した。ケルセチンの共投与はこの様な異常を逆転して、抗酸化作用に基づく肝保護効果を発揮した。ケルセチンはまた、肝組織のアポトーシス遺伝子の発現を低減した。