ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

膠芽腫細胞の生存・遊走・浸潤・血管擬態を阻害するのはヘンルーダ抽出物であり、ルチンではない

Ruta graveolens, but Not Rutin, Inhibits Survival, Migration, Invasion, and Vasculogenic Mimicry of Glioblastoma Cells

著作名:
Iolanda Camerino
Paola Franco
Adriana Bajetto
Stefano Thellung
Tullio Florio
Maria Patrizia Stoppelli
Luca Colucci-D’Amato
出典:
International Journal of Molecular Sciences
2024
25
11789
DOI:
10.3390/ijms252111789
キーワード:
膠芽腫
血管擬態
ヘンルーダ抽出物
ルチン
要旨:
膠芽腫の特徴として、癌細胞が血管に似た構造を構築して腫瘍の悪性度が上昇する、血管擬態がある。膠芽腫細胞株にヘンルーダ(Ruta graveolens)の水抽出物を投与すると、生存・遊走・浸潤を顕著に阻害した。ヘンルーダ抽出物はまた、膠芽腫患者から採取した癌幹細胞に細胞死を誘導し、血管擬態を阻害した。しかし、ヘンルーダ抽出物の第一成分であるルチンは、活性を示さなかった。