ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

トリプシン/ペプシン-ドキシサイクリン塩酸塩水和物-ケルセチン三成分系の相互作用のメカニズム

Study on the interaction mechanism of trypsin/pepsin-doxycycline hyclate-quercetin ternary system

著作名:
Xiangrong Li
Jingjing Zhao
Zhizhi Song
Li Shi
出典:
Journal of Molecular Structure
2025
1322
140592
DOI:
10.1016/j.molstruc.2024.140592
キーワード:
分子ドッキング
分子動力学シミュレーション
トリプシン/ペプシン
ドキシサイクリン
ケルセチン
要旨:
薬剤の添加順序によって、結合親和性が異なる事例を見出した。分子ドッキングは、ドキシサイクリンとケルセチンのトリプシン/ペプシンに対する親和性は中程度であった。分子動力学シミュレーションの結果、ドキシサイクリンとケルセチンが同時にトリプシン/ペプシンに結合すると、結合部位が変化した。トリプシン/ペプシン骨格に与える影響は、3成分系の方がが2成分系よりも大きいことを示した。