ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

リン化アルミニウムがラットに誘発した心毒性における、有望なケルセチンの治療効果: NOX4・FOXO1・ERK1/2・NF-κBの役割

Quercetin and its potential therapeutic effects on aluminum phosphide-induced cardiotoxicity in rats: Role of NOX4, FOXO1, ERK1/2, and NF-κB

要旨:
リン化アルミニウムを投与したラットは、心筋中のトロポニンIが上昇し、血行動態の異常が発生した。さらに、NOX4・FOXO1・ERK1/2・NF-κB・カスパーゼ-3・Baxも上昇して、心筋組織に酸化ストレス・炎症・アポトーシスを誘発した。しかし、ケルセチンの共投与はこの様な異常を改善して、心保護効果を示した。