リン化アルミニウムがラットに誘発した心毒性における、有望なケルセチンの治療効果: NOX4・FOXO1・ERK1/2・NF-κBの役割
Quercetin and its potential therapeutic effects on aluminum phosphide-induced cardiotoxicity in rats: Role of NOX4, FOXO1, ERK1/2, and NF-κB
- 出典:
- Tissue and Cell
- 2024
- 91
- 102622
- DOI:
- 10.1016/j.tice.2024.102622
- 要旨:
- リン化アルミニウムを投与したラットは、心筋中のトロポニンIが上昇し、血行動態の異常が発生した。さらに、NOX4・FOXO1・ERK1/2・NF-κB・カスパーゼ-3・Baxも上昇して、心筋組織に酸化ストレス・炎症・アポトーシスを誘発した。しかし、ケルセチンの共投与はこの様な異常を改善して、心保護効果を示した。