ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ペクチンを基盤とするpH応答性ナノゲルでルチンを送達して、癌を治療する

Radiation-induced nanogel engineering based on pectin for pH-responsive rutin delivery for cancer treatment

著作名:
Khaled El-Adl
Mohamed M. Ghobashy
Amel F. M. Ismail
Ahmed El-morsy
Nabil A. Shoman
出典:
Naunyn-Schmiedeberg's Archives of Pharmacology
2024
397
in press
DOI:
10.1007/s00210-024-03573-y
キーワード:
ナノゲル
ルチン
pH応答性
HepG2
A549
MCF-7
HCT-116
要旨:
ペクチンとポリアクリル酸よりナノゲルを調製した後、ルチンを封じ込めた。得られたナノ製剤は、pH依存的にルチンを放出した。各種ヒト由来癌細胞株(HepG2・A549・MCF-7・HCT-116)におけるナノ製剤のIC50値は、フリーのルチンに比べて58~81%低下した。