ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

乾燥法の違いがスモモの生理活性とルチン含量に与える影響

Effects of Different Drying Processes on the Bioactivity and Rutin Content of Prunus spp. (Plums)

要旨:
スモモの果実と葉を、−105±5℃で凍結乾燥もしくは50±5℃で熱風乾燥の2条件で乾燥した後、エタノールもしくはエチレングリコールで抽出した。一般的な傾向として、凍結乾燥の方が熱風乾燥よりも、総ポリフェノール含量・総フラボノイド含量が高かった。生理活性(ラジカル消去・チロシナーゼ阻害・抗炎症作用)も全般的に凍結乾燥の方が高く、総フラボノイド含量の高さを反映していた。