ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

Tetrapleura tetraptera抽出物のポリフェノールは、酸化促進剤としてヒト肝癌細胞への細胞毒性がケルセチンに匹敵する

Pro-oxidant Tetrapleura tetraptera polyphenol extract parallels quercetin as an in vitro cytotoxic agent in human liver cancer cells

著作名:
Courage Sedem Dzah
Constance Agbemelo-Tsomafo
出典:
Food and Humanity
2024
3
100458
DOI:
10.1016/j.foohum.2024.100458
キーワード:
Tetrapleura tetraptera
ポリフェノール
酸化促進剤
肝癌
HepG2
要旨:
Tetrapleura tetraptera (アフリカ原産のマメ科の植物)由来のポリフェノールを酸化鉄で処理すると、マロンジアルデヒドと過酸化脂質を増大する酸化促進特性を示した。同時に、ヒト由来肝癌細胞株HepG2には細胞毒性を示した。主な成分は、ケンフェロール-3-ルチノシド(23.75 μg/g)・ 4-O-メチル没食子酸(19.05 μg/g)・ クロロゲン酸(16.22 μg/g)・ルチン(16.15 μg/g)・ケルセチン-3-グルクロン酸抱合体(13.19 μg/g)であった。