ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンとカロリー制限は高脂肪食がマウスに誘発した酸化ストレスを軽減し、レプチン/アディポネクチンバランスを改善する

Quercetin and Calorie Restriction Improve Leptin/Adiponectin Balance through Reducing High-fat Diet-induced Oxidative Stress in Male BALB/c Mice

著作名:
Arezou Biyabani
Fereshte Ghorbani
Mehdi Koushki
Keivan Nedaei
Mina Hemmati
Nima Mahdei nasir mahalleh
Darya Ghadimi
出典:
Biochemical and Biophysical Research Communications
2025
742
151073
DOI:
10.1016/j.bbrc.2024.151073
キーワード:
マウス
肥満
ケルセチン
カロリー制限
酸化ストレス
脂質代謝
動物実験
要旨:
高脂肪食で惹起した肥満マウスは、カタラーゼ・PON1・アディポネクチンが減少して、肥満による酸化ストレスを示唆した。ケルセチンの投与もしくはカロリー制限は、血中のALTとALP活性を改善し、インスリンとレプチン量も改善した。ケルセチン投与とカロリー制限とを組合せると、血中の中性脂肪と総コレステロールを減少し、酸化ストレスのマーカーも改善した。