ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

慢性絞扼性神経損傷による神経障害性疼痛に対するケルセチンの抗侵害受容作用は、シグマ1受容体拮抗薬(BD-1063)が増強する

Sigma-1 receptor antagonist (BD-1063) potentiates the antinociceptive effect of quercetin in neuropathic pain induced by chronic constriction injury

要旨:
シグマ-1受容体拮抗薬BD-1063とケルセチンとの組合せは、神経障害性疼痛の鎮痛に効力を示した。神経障害性疼痛のモデル動物に、BD-1063(17.8 mg/kg)とケルセチン(5.6 mg/kg)とを共投与した際に、相乗的な効果を観察した。