シリカナノ粒子・シスプラチン・ケルセチンによる卵巣癌の治療効果: in vivoモデル
Therapeutic Potential of Silica Nanoparticles, Cisplatin, and Quercetin on Ovarian Cancer: In Vivo Model
- 出典:
- Biochemical and Biophysical Research Communications
- 2025
- 742
- 151121
- DOI:
- 10.1016/j.bbrc.2024.151121
- 要旨:
- 発癌性物質7,12-ジメチルベンズ[a]アントラセン(DMBA)で惹起した卵巣癌のモデルマウスに、シリカナノ粒子・シスプラチン・ケルセチンの組合せを投与した。その結果、対照と比べて顕著に血中のCA125(卵巣癌の腫瘍マーカー)を減少した。組合せはまた、卵巣癌で異常増加したエストロゲン・卵胞刺激ホルモン・テストステロンも改善した。なお、それぞれの単独投与は実施していない。