ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンを含むナノキャリアは多目的治療薬として肝細胞癌に対抗する: 総説

Herbal drug‑based nanotherapy for hepatocellular carcinoma: Quercetin‑contained nanocarrier as a multipurpose therapeutic agent against hepatocellular carcinoma (Review)

著作名:
Tserendolgor Batsukh
Altansukh Tsend‑Ayush
出典:
Biomedical Reports
2025
22
29
DOI:
10.3892/br.2024.1907
キーワード:
総説
肝細胞癌
ケルセチン
ナノ技術
血管新生
P糖蛋白質
要旨:
肝細胞癌におけるケルセチンの効果に関して、特にナノ技術に焦点を当てた総説。ケルセチンの抗癌作用の概説と血管新生の阻害を述べた後、肝細胞癌に効果を示したナノキャリアを列挙する。各論では、ケルセチンのナノキャリアによる多剤耐性の克服とP糖蛋白質の阻害を取上げて、肝細胞癌の治療への応用を論じる。