ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

超音波処理した大豆乳清蛋白質とケルセチンとの相互作用とに基づくナノ送達システムの構築: 構造・物理化学的安定性・生体アクセス性

Construction of nanodelivery system based on the interaction mechanism between ultrasound–treated soybean whey protein and quercetin: structure, physicochemical stability and bioaccessibility

要旨:
大豆乳清蛋白質をキャリアーとするケルセチンのナノ送達システムを構築するにあたり、ケルセチン封入時に超音波照射を行った。超音波の出力(300~500 W)がナノ送達システムの物性に及ぼす影響を調査した。IRスペクトルは大豆乳清蛋白質とケルセチンとの疎水性相互作用を示し、超音波処理により大豆乳清蛋白質の折り畳みが解けて、ケルセチンとの結合の強化を示唆した。出力400 Wがケルセチンの封入効率を最大化し、各種安定性(熱・UV・保存)と生体アクセス性も400 Wがベストであった。