ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

植物化学物質のp-クマル酸とケルセチンは、色素沈着した歯肉組織にてメラニンを減少する: ex vivo研究

Effectiveness of Two Phytochemicals, P-Coumaric Acid and Quercetin in Reducing the Melanin Content of Pigmented Gingival Tissue: An Ex-vivo Study

著作名:
Shubhangi Behl
Vishakha Patil
Vidya Dodwad
出典:
Journal of Clinical and Diagnostic Research
2024
18
58-63
DOI:
10.7860/JCDR/2024/73197.20295
キーワード:
歯肉色素沈着
p-クマル酸
ケルセチン
メラニン
ex vivo
要旨:
ダメットの口腔色素指数が2と診断された、歯肉色素沈着の患者10名から歯肉組織を採取した。得られた歯肉組織は3分割して、対照(何も投与しない)・p-クマル酸3 μMの処置・ケルセチン20 μMの処置をそれぞれ行った。p-クマル酸とケルセチンは、対照と比べてメラニンを減少して、歯肉色素沈着を改善した。p-クマル酸は、ケルセチンよりも良好な結果であった。