ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

グルカンチムとケルセチンの電界紡糸ナノファイバー膜: 皮膚リーシュマニア症用の被覆材の製造と評価

Glucantime and quercetin electrospun nanofiber membranes: fabrication and their evaluation as dressing for cutaneous leishmaniasis

要旨:
エレクトロスピニング法にて、グルカンチムを含むポリカプロラクトンナノファイバー(PCL/glu)・ケルセチンを含むポリカプロラクトンナノファイバー(PCL/qur)・グルカンチムとグルカンチムを含むポリカプロラクトンナノファイバー(PCL/glu/qur)をそれぞれ調製した。得られた新規ファイバー製剤を被覆材として、皮膚リーシュマニア症のモデルマウスに適用した。PCL/glu/qurおよびPCL/qurは、対照やPCL/gluと比べて顕著に、寄生虫に感染したマクロファージの数と炎症細胞の浸潤を減少した。