ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンを介したSIRT1の活性化は、コラーゲン誘発性のマウスの関節炎を軽減する

Quercetin-mediated SIRT1 activation attenuates collagen-induced mice arthritis

要旨:
コラーゲンで惹起した関節炎モデルマウスを用いる、ケルセチンの薬効評価。ケルセチンによる治療は、足首の厚みと臨床スコアを改善した。また、関節液の炎症と過形成を緩和し、関節内の骨と軟骨の損傷を軽減し、IL-6・TNF-α・IL-1β・IL-8・IL-13・IL-17を減少させた。ケルセチンはSIRT1/PGC-1α/NRF1/TFAMパスウェイを調節して、失われたミトコンドリア機能を回復した。また、抗炎症作用は、HMGB1/TLR4/p38/ERK1/2/NF-κB p65パスウェイを介して発揮した。