ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンはSIRT3シグナル伝達経路を調節して、心線維症を軽減する

Quercetin Alleviates Cardiac Fibrosis via Regulating the SIRT3 Signaling Pathway

著作名:
Da-Wei Lin
Yi-Wen Jiang
Chen Wu
Hao Zhang
Ying-Ze Li
Yao-Sheng Wang
出典:
Cardiovascular Drugs and Therapy
2025
39
in press
DOI:
10.1007/s10557-024-07658-x
キーワード:
心線維症
マウス
心線維芽細胞
ケルセチン
SIRT3/TGF-β/Smad3
動物実験
要旨:
Vivo: TAC (transverse aortic constriction; 左室から出た大動脈弓の結紮)で惹起した心線維症および心肥大のモデルマウスに、ケルセチンを投与した。ケルセチンは心線維症を顕著に軽減し、心機能の改善効果も認めた。Vitro: 心線維芽細胞をアンジオテンシンIIで刺激して、心線維症の細胞モデルとした。ケルセチンの投与は、SIRT3/TGF-β/Smad3経路を調節して、心線維症マーカーを顕著に減少した。