ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

金属有機構造体を基盤とするケルセチンナノ粒子を用いる乳癌の化学光線療法と、熱ショック蛋白質の阻害

Anti-breast cancer effect of quercetin nanoparticles based on MOFs for chemo-phototherapy and heat shock proteins inhibition

要旨:
癌の光線療法にて、癌細胞は自己防衛のために熱ショック蛋白質を急速に生成するため、しばしば無効化される。そこで、熱ショック蛋白質阻害剤であるケルセチンが共存する化学光線療法を考案した。金属有機構造体Fe-TCPPが光増感剤とキャリアとを兼ねて、ケルセチンを送達するプラットフォームを構築した。化学療法と光線療法との融合により、ヒト由来乳癌細胞株MCF-7への効果が、それぞれの単独処置時と比べて大幅に向上した。