ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

多因子最適化と相互作用解析による、ケルセチンナノバブルの配合と性能の強化

Intensification of Quercetin Nanobubble Formulation and Performance by Multi-Factor Optimization and Interaction Analysis

著作名:
A. V. Hema Kumar
Chamakuri Kantlam
出典:
Pharmaceutical Development and Technology
2025
30
in press
DOI:
10.1080/10837450.2024.2441182
キーワード:
ケルセチン
ナノバブル
薬物動態
最大血中濃度
血中濃度時間曲線下面積
ラット
動物実験
要旨:
ケルセチンを持続的に送達するシステムとして、PLGAナノバブルを考案した。Box-Behnken実験計画法にて最適化して、粒径が139.5±6.24 nmで、ゼータ電位が−23.0±3.44 mVのナノバブルをケルセチンの封入効率59.24±3.08%で得た。ラットに経口投与した薬物動態試験にて、最大血中濃度(Cmax)と血中濃度時間曲線下面積(AUC)がフリーのケルセチンと比べて大幅に向上した。