ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

長期間に渡るホルモン放出の遮断とケルセチンの投与が、ラットの心組織におけるカスパーゼ-3活性に及ぼす影響

Caspase-3 activity in cardiac tissue under long-term releasing hormone blockade and quercetin administration in male rats

著作名:
T. A. Voroshilova
V. I. Shepitko
E. V. Stetsuk
出典:
Actual Problems of the Modern Medicine: Bulletin of Ukrainian Medical Stomatological Academy
2024
24
194-200
DOI:
10.31718/2077-1096.24.4.194
キーワード:
トリプトレリン
テストステロン
ラット
カスパーゼ-3
ケルセチン
心保護
動物実験
要旨:
トリプトレリン(性腺刺激ホルモンの発現抑制剤)を投与して、テストステロンの放出を遮断したラットは、心組織のカスパーゼ-3が急激に上昇した。なお、カスパーゼ-3は投与30日目に最大となり、その後徐々に減少した。ケルセチンを共投与すると、30日目に急激に増加した後減少するパターンは同一でも、上昇を緩和する効果を認めた。