ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

クロコウジカビにおけるα-L-ラムノシダーゼとβ-グルコシダーゼの共発現と、ケルセチンの酵素生産への応用

Co-expression of α-L-rhamnosidase and β-glucosidase in Aspergillus niger and its application in enzymatic production of quercetin

要旨:
クロコウジカビにα-L-ラムノシダーゼとβ-グルコシダーゼが共発現した、Rha1-BGL8なる人工株を作成した。5 Lスケールの発酵槽で120時間の液相発酵法で、α-L-ラムノシダーゼの活性は36.90 U/mLであり、β-グルコシダーゼの活性は61.02 U/mLであった。ルチンのケルセチンへの加水分解反応は、48時間で収率が95.31%であった。