ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

生理活性物質のケルセチン・クルクミン・β-グルカンは、腸肝脳軸を介して自然免疫を調節する

Bioactive compounds, quercetin, curcumin and β-glucan, regulate innate immunity via the gut-liver-brain axis

著作名:
Wen Duan
Tong Li
Rui Hai Liu
出典:
Trends in Food Science & Technology
2025
156
104864
DOI:
10.1016/j.tifs.2024.104864
キーワード:
総説
自然免疫
ケルセチン
クルクミン
β-グルカン
要旨:
ケルセチン・クルクミン・β-グルカンが示す、自然免疫の調節作用をまとめた総説。ケルセチンは酸化ストレスを抑制し、炎症因子を減少し、NF-κB経路を調節して自然免疫を調節する。クルクミンの自然免疫調整作用は、血液脳関門の完全性の保護が根底にある。β-グルカンは、TLR4 受容体・マクロファージ・ケモカインを介して自然免疫を調節する。