ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

銀ナノ粒子がラットに誘発した肝毒性におけるケルセチンの保護効果

Protective Role of Quercetin on Silver Nanoparticle-Induced Hepatotoxicity in Sprague-Dawley Rats

著作名:
Anita K. Patlolla
Sidney Graham
Paul B. Tchounwou
出典:
International Journal of Biomedical and Clinical Analysis
2024
4
52-64
DOI:
10.61797/ijbca.v4i2.350
キーワード:
銀ナノ粒子
ラット
ケルセチン
肝保護
抗酸化作用
動物実験
要旨:
銀ナノ粒子を投与したラットは、血中のALT・GGT・ALPが上昇して、肝機能の低下を示唆した。肝組織ではマロンジアルデヒドが上昇し、グルタチオンは減少し、病変が著しかった。しかし、ケルセチンの共投与はこの様な異常を逆転して、抗酸化作用に基づく肝保護効果を示した。