ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

抗酸化剤製剤の関節内注射は、外傷後変形性関節症のラットモデルにおける構造的変性を改善しない

Intra-articular injection of an antioxidant formulation did not improve structural degeneration in a rat model of post-traumatic osteoarthritis

要旨:
前十字靭帯切離したラットに、抗酸化剤(ケルセチン、ビタミンC、デフェロキサミンの組合せ)を、1週間に1度関節注射した。全体のLII(変形性関節症の痛みの指標)に改善は見られなかったが、5週目にして下肢部に限定したLIIは顕著に低下した。