ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

低酸素に晒したマウスにおける、ケルセチンの生化学的な有益性

Biochemical Investigation into the Benefit of Quercetin Supplementation in Hypoxic Mice

要旨:
マウスにケルセチンを投与(0, 10, 20, 40 mg/kg)した後、低酸素状態に1時間晒すことを7日間繰り返した。対照と比べてケルセチンは、肺および脳組織のSOD・カタラーゼ・グルタチオンを用量依存的に増大し、マロンジアルデヒドは減少した。ケルセチンはまた、肺組織のMPOと脳組織の一酸化窒素を用量依存的に減少して、抗炎症作用を発揮した。