ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

イソラムネチンは、ヨード酢酸ナトリウムで誘発した変形性関節症のラットモデルの炎症応答と関節軟骨損傷を改善する

Isorhamnetin ameliorates inflammatory responses and articular cartilage damage in the rats of monosodium iodoacetate-induced osteoarthritis

著作名:
Sen-Wei Tsai
Chi-Chien Lin
Shih-Chao Lin
Shun-Ping Wang
Deng-Ho Yang
出典:
Immunopharmacology and Immunotoxicology
2019
41
504-512
DOI:
10.1080/08923973.2019.1641723
キーワード:
変形性関節症
ラット
イソラムネチン
抗炎症作用
動物実験
要旨:
ヨード酢酸ナトリウムで惹起した変形性関節症のモデルラットを用いる、イソラムネチンの薬効評価。イソラムネチンを投与すると、膝関節の腫れと関節軟骨の損傷を著しく改善した。イソラムネチンはNOとプロスタグランジンE2の産出を阻害し、iNOSとCOX-2の発現を抑制した。