リポソームへの封入化にてメグルミンは、中性付近のpHにおけるケルセチンの水溶性と安定性を向上する
Meglumine-enhanced water solubility and stability of quercetin at moderate pH via liposome encapsulation
- 著作名:
- Ferdinand Holzhausen
- Adrien Fusina
- Michael Loessl
- Didier Touraud
- Antje J. Baeumner
- Véronique Nardello-Rataj
- Werner Kunz
- 出典:
- Journal of Molecular Liquids
- 2025
- 421
- 126864
- DOI:
- 10.1016/j.molliq.2025.126864
- 要旨:
- メグルミンはケルセチンの水溶性と安定性を向上するため、水溶液としてリポソームへの封入が可能になった。メグルミンを用いてケルセチンを溶かした水溶液のpHは9であるが、封入化後にpH 7に下げることも可能である。得られたリポソーム中のケルセチンは、酸化安定性が顕著に向上した。