ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンは軟骨細胞の炎症とアポトーシスを阻害し、潤膜中のM2マクロファージへの極性化を調節して、ラットの変形性関節症を軽減する

Quercetin alleviates rat osteoarthritis by inhibiting inflammation and apoptosis of chondrocytes, modulating synovial macrophages polarization to M2 macrophages

著作名:
Yue Hu
Zhipeng Gui
Yuning Zhou
Lunguo Xia
Kaili Lin
Yuanjin Xu
出典:
Free Radical Biology and Medicine
2019
145
146-160
DOI:
10.1016/j.freeradbiomed.2019.09.024
キーワード:
変形性関節症
ラット
ケルセチン
アポトーシス
マクロファージ
M1/M2極性化
動物実験
要旨:
変形性関節症のモデルラットにケルセチンを関節注射すると、軟骨組織の分解と軟骨細胞のアポトーシスが緩和された。また、関節液内ではTGF-β1およびβ2の発現が増大し、潤膜中ではM2型マクロファージの割合が増大した。