自然流産を防ぐカッコウアザミ(Ageratum conyzoides)のメカニズム: 分子ドッキングおよびネットワーク薬理学
Mechanistic insights into Ageratum conyzoides L. in preventing spontaneous abortion: A computational and pharmacological study
- 出典:
- Pharmacological Research - Natural Products
- 2025
- 6
- 100143
- DOI:
- 10.1016/j.prenap.2025.100143
- 要旨:
- 各種データベースから取得したカッコウアザミ(Ageratum conyzoides)と自然流産に共通する遺伝子は220種であった。遺伝子オントロジーおよび京都遺伝子ゲノム百科事典(Kyoto Encyclopedia of Genes and Genomes, KEGG)解析の結果、MAPK3・SRC・MAPK1の3種を標的蛋白質と特定した。分子ドッキングにて標的蛋白質と高い親和性を示した構成成分は、ケルセチン・ケンフェロール・イソラムネチンであった。