ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

細胞外ヒストンに対する反応としてケルセチンは、血小板の活性化と小胞体ストレス媒介性のオートファジーを阻害する

Quercetin Inhibits Platelet Activation and ER-stress Mediated Autophagy in Response to Extracellular Histone

要旨:
細胞外に存在するヒストンは、血小板の機能不全による血小板減少症と深く関連している。血小板をヒストンで刺激すると、活性化・凝集・小胞体ストレスが媒介するオートファジーを誘発した。しかし、ケルセチンを投与すると、これらを全て阻害した。また、ケルセチンを投与したマウスでは、ヒストンの注射における応答を緩和し、血小板を保護した。