ケルシトリンは軟骨の細胞外マトリックスの分解を軽減し、前十字靭帯切離したラットの変形性関節症の発症を遅らせる: in vivoおよびin vitro研究
Quercitrin alleviates cartilage extracellular matrix degradation and delays ACLT rat osteoarthritis development: An in vivo and in vitro study
- 出典:
- Journal of Advanced Research
- 2021
- 28
- 255-267
- DOI:
- 10.1016/j.jare.2020.06.020
- 要旨:
- Vitro: ケルシトリン(ケルセチンの3位にラムノースがα配糖)はp110α/AKT/mTORシグナル伝達を活性化して、MMP-13およびコラーゲンの発現を促進した。その結果、変形性関節症の主要因、細胞外マトリックスの分解およびp110αの減少を阻止した。Vivo: 前十字靭帯切離したラットモデルにケルシトリンをを関節注射すると、脛骨の骨量と軟骨組織の厚みを増大させ、変形性関節症の進行を抑制した。